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http://taidoku.fc2web.com/ouen136kouen.htmより転載or[親族聚落]の『銀河鐵道の旅人』
日本長昌友の会主催、謝長廷先生東京講演会
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2007年12月17日、待ちに待った謝長廷次期総統候補の講演会がアルカディヤ市ヶ谷で行われた。主催は「日本長昌友の会」。今年10月に結成された、日本人と在日台湾人が中心となって謝長廷総統候補と蘇貞昌副総統候補を応援する団体である。講演会は19時からであったが、私は仕事が終わってから駆けつけたので、だいたい19時15分ごろ到着した。会場に入ると500人はいるであろうかという聴衆の多さにびっくり。普段台湾関係の講演会の参加者は多くても150人程度だが、さすがは次期総統候補だ。報道陣も多数参加している。
金美齢氏と黄文雄氏による挨拶のあと、謝長廷氏に花束が贈呈され、19時半ごろから謝長廷氏による講演が始まった。講演は主に台湾語で行われ、通訳の方が日本語に訳してくださった。講演で謝長廷氏は、
・台湾維新とは、日本の明治維新と同様、海洋文化に基づくものだ。中国の大陸文化とは違う
・馬英九は日本での講演で、中国の批判はせず、台湾(の為政者)の悪口ばかりを言った。中国のミサイル配備は、もうすぐ1000基に達するというのに、これに触れない無責任な人間だ
・台湾はすでに主権独立国家であり、総統選挙は台湾アイデンティティと中国アイデンティティとの対決だ。
・台湾維新とは台湾の名で発展していくということだ。日本の友人の絶大なる支持が必要だ
・日台関係で一番重要なのは安全保障関係。台湾の次に危ないのは日本だ。中国は世界平和に挑戦しようとしている。台湾をサポートしてほしい
・私の哲学は共生だ。だが共生にも条件がある。自国が強くならなければ、生存できないのだ
といったことを協調した。謝長廷氏についてはその穏健融和路線が独立派から非難されることもあるが、この日の講演を聞いて、ぜひとも台湾の将来を託したいと感じたのは私だけではあるまい。今回の講演内容についてはブログ「千葉発日台共栄」や、永山英樹氏のブログ「台湾は日本の生命線」でより詳しく述べられている
講演が終了すると謝長廷氏も参加者もみな旗を振りながら「謝長廷当選!」を台湾語で叫んで、会場はものすごい熱気で包まれた。報道陣に囲まれながら会場を後にした謝長廷を、「台湾維新を支持する日本人有志の会」のメンバー約20人が廊下で横断幕を広げながら「台湾万歳!」を叫んで次期総統候補への支持を表明した。謝長廷氏は会場を出てバスに乗り込むまでずっと支持者に囲まれっぱなしで、その人気の高さを物語っていた。
謝長廷がバスに乗ったのを見送った後、会場の廊下に戻ったら「日本人有志の会」のメンバーが引き続き横断幕やプラカードを掲げながら「台湾万歳」を叫び、それに対し多くの台湾人の参加者が手を振って答えていた。まさしく日本と台湾こそが何のしがらみもない価値観を共有する友好国であり、同盟国であるべき存在であることを実感した瞬間であった。
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