台灣人文景觀趴趴走系列

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台灣人文景觀趴趴走系列

台灣人文景觀趴趴走系列

台灣人文景觀趴趴走系列

基隆河畔自行車道即景02

基隆河畔自行車道即景01

行天宮瀑布

築地百年老店

銀座步行者天國

金澤兼六園

草山竹仔湖AJISAI紫陽花

關渡大橋

南鯤身05

2011安平追響曲

天上至尊

天上至尊

探戈02

探戈01

【冥國百年忌】

【冥國百年忌】

228

228

猴C

猴B

猴A

<百年の絆>US印ステンレス製スプーン、生き帰られた台湾人旧ニッポン兵が語れなかった悔しい戦後記憶

旅路のヒトコマ

旅路のヒトコマ
紅樓百年風情

台灣南歌 -- 蔡振南 演唱【母親ㄟ名叫台灣】

東北向一直線的永恒祈祝

銀河鉄道の旅人のスナップ集

銀河鉄道の旅人のスナップ集
黃金神社の鳥居

ようこそ TAIWAN

★台湾 麗しい島国★



酒桶山法蝶

酒桶山夕陽

奥の細道(山形)

新社蓮園競艷系列

永恆(能登輪島の朝市)

醞釀

盤谷隱石

靜痕

桃源仙谷e鬱金香系列

大相撲桑

牛童戲牛

2008年3月28日 星期五

台灣維新!起步走!



《期待花開時,情長在》

《百年e逆風前進!》
《心眼觀點》
★或許,經由此次的大選後,所有的同修共渡能夠從此認同此ㄧ歷代祖先所傳承安身立命之地,讓咱們島國更加提升與精進,不分顏色共同來參與台灣維新運動!而不是一昧地想回到過去,回到四百年前先人不得不渡過黑水溝時的心境的話,那麼,2008年絕對可以如同日本當年的幕末維新初期般地,成為咱們島國百年盛世的曙光呢!
★您看到了嗎?馬終統還沒上任就已馬臉不知長地露出選舉時不敢呈現且直遮掩的原貌,一個禮拜以來,馬統言行皆已在在透露出其心靈底的支那醬缸本質,急於將已正名的臭頭廟、國營企業機構及教科書裡的相關用語或名稱,改回他們心目中的神主牌似大中華意識形態下的名稱或用語!

★也罷!就讓牠們改吧!誰叫咱們蕃薯囝﹝囡﹞仔們仍有為數不少已被醬缸化的同修共渡呢!或許,等到那天人家吃香喝辣,自己卻只能在旁分些殘湯剩菜,甚至倒掏腰包代為埋單付帳時才會些許領悟為何金前輩絕不願當〝中國人〞的真意吧!

轉載:080330自由時報【自由談】

★★★「馬」上回歸深藍!

http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/mar/30/today-f1.htm

選後不到一週,從總統當選人馬英九的言談中,可以看出「向深藍回歸」傾向,而且愈來愈露骨!

比較「總統候選人馬英九」與「總統當選人馬英九」,可以發現向台灣靠攏的那個不那麼藍的馬英九,漸漸淡出不見,向大中國回歸的馬英九,則愈來愈濃。

一個中國各自表述、一中市場、和平協議、台灣民主紀念館改回中正紀念堂,一週前的總統候選人馬英九,就如玩「躲避球」,儘量閃避,現在的總統當選人馬英九,則投「快速直球」,大談特談而且意識形態愈見鮮明。

以「一中市場」為例,選前的馬英九以「沒說過」一推了事,選後的馬英九卻直稱「一中市場」是蕭萬長描述「兩岸共同市場」時,用「大中華市場」之名,他覺得是不錯的主張。

又如「一個中國」,由於他曾主張「終極統一」,選前為避免影響選票,因「一個中國、各自表述」的所謂「九二共識」中有「一個中國」,選戰後期幾乎絕口不談,當選後卻立即提出九二共識、一中各表,還說全世界他講最多。

再看,中正紀念堂改名問題,馬英九選前迴避,選後則批判中正紀念堂之名被改掉「太粗暴」、教科書的「終戰」要改回「光復」、華語改回國語等,露骨的表現其意識形態,顯示馬英九骨子裡就是認為,獨裁者蔣中正及中國國民黨政權專制統治台灣是「正當的」。

國民黨獨裁集團出身的馬英九,當選總統後漸露的真面目,就是向深藍回歸,向大中國認同!

轉載:第627期新台灣新聞週刊

http://www.newtaiwan.com.tw/periodview.jsp?period=627

★★★誰來呵護本土?

老包
2008/03/27 第627期

http://www.newtaiwan.com.tw/bulletinview.jsp?bulletinid=77869

本土政權原有二十年傳承的痛苦及價值意涵,但陳水扁在二○○四年開始加以裂解,終導致馬英九坐收漁翁之利,正式加以終結。從這個痛苦中出發,我們才能將希望的種子,傳給下一代。
二十年的本土政權,終於在陳水扁時代正式終結。很多人在探討馬英九選贏謝長廷的原因,其中「民心思變」是最常被提到的變局因素,但似乎也有邏輯破綻;因為若光是要變,謝長廷和陳水扁政治風格及政治哲學顯著不同,選擇謝長廷也具有「變」的意涵,且謝長廷有亮麗的高雄市政績支撐,似乎不應該因為民心思變,就一古腦去支持國民黨的馬英九。



馬英九當然有他特殊的個人魅力(長相),但謝長廷的機智、幽默與哲學信仰,卻是馬英九所遠遠不及,因此在個人條件上,算是打成平手。可是若從「本土政權」的價值及意涵來探討變局,答案就會更為清晰可見。本土政權的建構始自李登輝,乃相對於國民黨外來政權而言,當時李登輝因蔣經國猝逝,意外接任總統,此後與外省權貴為主的黨、政、軍、特、媒集團,展開長達十二年的各式權鬥,有人稱此集團為非主流派,馬英九也是當中的成員。李登輝幸賴個人精明的判斷及堅毅不拔意志,再加上剛成立不久的民主菁英合組的民進黨,或明或暗協助,終能化險為夷。公元二千年李登輝卸任總統,政權和平轉移給選舉出線的民進黨陳水扁,當時非主流派的支持群眾悲憤異常,徹夜包圍李登輝任主席的國民黨部,要找李登輝算帳,身為首都市長的馬英九,一度還被群眾推選為代表,要赴李登輝官邸找他「理論」;本土政權的傳承被非主流視為國仇家恨,於此可見一斑。



首次執政的民進黨及陳水扁,因受到媒體解釋權的制約,對本土政權的傳承意涵懷有若干排斥感,只深信自己是因民主功績而取得政權,因而忽略非主流集團的龐大勢力,也被李登輝採若即若離態度,幸未達反目檯面化地步;在二○○四年的連任之戰,由李號召的牽手護台灣運動,將本土政權的意涵,以各自詮釋的滲透力量,深入人心,終而成功,本土政權進入新的盤整階段,非主流派的抗爭,轉趨激烈。



連任後的陳水扁,對本土政權的本質、體質的認識,開始顯現一種輕忽,甚至加以撕裂的粗暴態度。他在當年年底的立委選舉,對台聯採壓制策略,繼之與李登輝公開反目,無厘頭的當權傲慢,形同宣告本土政權意函的崩解,因而誘引更多非主流勢力浮上檯面,開始進行斬首策略(第一家庭形象遭攻擊、國務機要費案等)。陳水扁在本土政權進入新的盤整階段,非但未善加調理「加持」,反而將生態打亂,「贏的方程式」也因此遭到毀壞,其後發生的社會普遍的厭惡扁政府,縣市長慘敗、立委大敗,以及謝敗給馬,可以說都是生態失衡下的產物。陳水扁對本土政權意涵的傲慢輕忽,不僅出現在與李反目現象上,他對後來初選出線參選總統(肩負延續本土政權任務)的謝長廷,也常加以折磨削弱政治能量,傳誦一時的「長扁傳奇」,備受打擊,等到進入總統選舉階段,再試圖去修補李登輝、謝長廷的關係,圖「生態圓滿」,為時已晚。



總之,勉強延續二十年的本土政權,在馬英九取得政權後,已宣告中斷。民進黨現在形同一艘退潮後擱淺的船隻,昔日那些不顧身家性命,與外來政權奮戰近三十年的民主鬥士,個個瀕臨人生崩潰邊緣,看了令人忍不住要抱頭痛哭。然而這對那些在選戰後期大量加入支援的年輕人,是公平的嗎?立委選舉大敗後,謝長廷或許已預見總統大選結果,轉而將民主希望寄託下一代,因而有青年參與後期選戰的主軸設計,造成一股風潮。問題是眾多青年才剛見識到民主的傳承意涵,就走進幽黯的隧道,真是情何以堪?



未來馬英九主政的台灣,台灣意識將漸喪失蓬勃動力,乃可預見,取而代之的將是馬氏施捨式的纏足「本土意識」,而八年來為台灣發聲的少數大眾傳播媒體,也將逐漸改變為本土發聲的價值觀,則我們的下一代,這些純真可愛的年輕人,又將如何迎接挑戰呢?謝長廷才剛取得青年的信任與欣賞,就要依諾「退出政壇」,這樣的決定,對青年們頓失依靠,又是何等的殘忍?總之,這是一個青年需要打氣的時代,而不是傳承者就此銷聲匿跡的時代─只要我們不放棄,我們就永遠有希望。

轉載:南方快報

★★★馬蕭經濟的「柏拉圖境界」!

http://www.southnews.com.tw/polit/polit_00/13/02157.htm

/諸羅山社

馬蕭的抑制物價,與國民所得達30000美金,是衝突的政見;魚與熊掌不可兼得。

 想要抑制物價,就必須拋棄3萬美金;想要3萬美金,就必須拋棄物價。總不能「又要馬兒跑,又要馬兒不吃草」吧?

 經濟學裡有一名詞「柏拉圖最適配置」,這是完全競爭狀態下資源及財貨處於最佳效率的配置狀態,此時的總效用也是極大化的。

 但它必須有三個條件:

 (1)技術效率:指資本與勞動等生產因素之邊際技術替代率在各財貨之生產上均相等。
 (2)消費效率:指消費者個別之間對於財貨消費之邊際替代率相等。
 (3)配置效率:指生產面之邊際轉換率與消費面之邊際替代率相等,透過市場機能之運作,即可得財貨之邊際成本等於其相對價格。

 但是,誰相信真有「柏拉圖境界」的存在?這簡直是孔夫子虛幻的「世界大同」幻想!

 就連古典自由經濟學家,都說這是一種不可能達到的理想(它們自己提出的學術理論,卻又自己覺得不可能會發生),因此迷戀古典自由經濟主義,就同等於在迷戀看小說一樣。(滿足人心爽快而已)

 但經濟學家不拿來用,發明這理論有啥屁用?有,當然有!就給愛唬爛的政治人物,選舉時拿出來用。首推舉例──馬蕭。(古今中外,絕無僅有的一對寶)

 回顧他們選前最耐人尋味的經濟政見:(注意看,非常偉大!)

 1. 落實自由經濟,反對政府干預,一切交由市場機制來決定物價,
 2. 年所得達3萬美金,
 3. 經濟成長率每年6%,
 4. 股市達20000點,
 5. 平穩物價。

 以下解析那700多萬張熱愛「拼經濟」的人眼睛瞎在那,頭殼裝豆腐:

 (1)與(5)直接牴觸;
 (2)也與(5)直接牴觸;
 既然(2)(5)牴觸,第(3)點要完成也有點勉強;
 唯有(4)比較獨立一點,但是,(4)要是達成,也難保不牽引著物價上漲,那麼(5)就會因為(4)的出現而牴觸。

 這些政見很顯然地,「柏拉圖」看太多!完美地塑造馬蕭神格化地位。

 以台灣情況,聰明的人應該選擇「抑制物價,拋棄3萬美元」,穩穩過生活;不經大腦思考的人「追求3萬美元,拋棄物價」,好戲在後頭。

 前者造就了544萬張選票,後者卻也創造了765萬張選票。

 一個人間極品、零缺點的馬英九,提出了極品、幻想零缺點的「柏拉圖境界」;人類社會,果然還是喜歡「外觀美化」的東西。

 如果真有「柏拉圖」發生,那麼也代表經濟浩劫即將來到!套用古典經濟學邊際效用理論:零缺點的完美形態一發生問題,邊際效用的遞減也是無窮大。

2008.03.27





★★★台灣撐竿跳,跳過之後

http://www.southnews.com.tw/specil_coul/ho/00/0136.htm

★★★深綠顯學系列之超越魔咒 抗衡中華文化深化現象

http://www.southnews.com.tw/polit/specil_a/058/00/0079.htm

★★★轉化「台灣維新」成台獨建國運動的新價值

http://www.southnews.com.tw/polit/polit_00/13/02154.htm
★★★選前表態,事出有因 台日友人強烈勸說 李出面挺謝
http://www.wretch.cc/blog/coaaa&article_id=16953770


《人文關懷相關好文》

★★★從「蛇杖」手環談起
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/mar/30/today-o7.htm



/野侍一郎
這是第三次又寫選舉大敗的挫折感慨,2006年縣市長選舉大敗,2008年立委選舉大敗,想不到緊接著不到三個月還是大敗打擊,上次3百多萬人和我同嘗苦果,這次增加為5百多萬人再嘗苦果。

 本月初回台即一直留在台灣,雖然也只是插插旗幟、參加造勢大會,只能盡微不足道的一點力量。我自始就定位自己,是一個台獨運動者,我曾嘗試分別運動者和政治人物,或者等而下之的政客的不同,一般檢驗真理最好的方式就是實踐,而選舉就是一種成績單,政客往往把選舉當成目的,而運動者則可能是把選舉是為推進運動的手段。

 所以,選舉結果雖然就是評斷的成績單,但是,是目的或是手段,檢視的認知就有很大的不同,如果是目的那就是一種幾近絕望性的挫敗,可能是一種絕望的認知,但如果是檢視運動成效的手段,那可能會是一種挫折,卻也可能成為運動的另一個契機,或者是另一種運動方向的提示或啟示。

 我喜歡讀哲學,也喜歡鼓勵人接觸了解哲學,哲學入門先要釐清物(存在)、釐清心(認知),同樣的存在(人)、認知的差異(政客運動者),就會有不同的現象結果(絕望和挫折或契機啟示)。坦白說,大選的失敗,我同感挫折,卻不是挫敗或絕望,我也建議台灣派的同志,用對的方式面對選舉失敗,用對的方法檢視或檢討這次的大敗。

 西方的構造主義Structuralism有一個主要的特徵,就是對於研究的對象,把各個構成要素分解,解析各要素間的關係,然後加以整理統合用來試圖理解對象。對於一個現象的解析,也應該是如此,例如生物進化的解析,不單單只注視突然變異或是自然選擇的原理,而是應也包括生物的一般行動和形質等,構造性全般的角度詳細觀察分析,而選舉失利的已知現象的解析,也應如此視之。

 我想接下來的一段時間,綠營失敗的挫折接二連三打擊,應是相當沉重,或者粗俗一點的說,應該累積了相當的陰霾怨氣,這兩三天或是一周或是更久,可能會相繼爆發,這也是人之常情,但是,我的建議是能往更廣的視角,看這個構造性問題。

 檢討是必須的,但是,我想先從我看到的契機,或是所得到的啟示提供分享參考。我在立委大敗之後,也寫過文章,其實立委的失敗和本次的大敗,可能都有更深沉的遠因,或許八年前、或許是四年前,即已經潛伏存在,也就是潛意識的價值觀結構,可能就是一直被動地被牽引,而沒能發覺。

 但是,本次的選舉活動,卻有一個新的價值觀被建立,也就是逆風行腳和「逆轉勝」,我把他建構或修正成「逆風前進」,或者也可形容成逆勢中的堅持。逆風是現狀或是現象,而前進則是一種認知選擇。這次的失敗,當然是一種強烈的逆風,但是,所標榜或追求的目標,如果是一個正確正義的價值,當然是前進才能到達目的,這是一種堅持。

 逆風行腳的年輕人以堅毅的精神,逆轉勝本部以執著、活潑、歡樂的光明的方式,創造了「逆風前進」的完整價值。今日的結果來自於昨日的投注,而今日的堅持就可能成為明日的果實,一蹴可及的急速價值觀,很難有所成就,也是一種錯誤的文化觀。

 我是期待也建議謝長廷先生,「台灣維新」的理念能夠結合這兩個團體所創造出來的價值,轉化成一種台獨建國運動的新價值詮釋,不要因一次選舉失敗,而停頓或是放棄。
2008.03.25



         ★★★日本人台湾独立促進会★★★

<北京語に翻訳を大歓迎!>

23【総統選敗北】引き続き台湾支援の運動を!
http://taidoku.fc2web.com/soutousen23.htm

総統選での謝長廷氏の敗北が、我々にとって残念な結果であることは間違いないし、馬英九政権誕生で様々な懸念が生じることも確かだ。だが私は絶望的になることはないと思っている。引き続き台湾建国や、台湾国連加盟を支持し、中国共産党暴虐独裁政権の覇権主義に断固として反対すればよいのである。


馬英九政権誕生で、確かに対中接近政策は取られるだろうが、それほど急激なものになるとは思わない。政治の世界では、政党や政治家が政権を奪取した途端に今まで主張してきた政策を軌道修正させることが往々にしてある。例えば社会党の村山富一が首相に就任した途端、社会党は半世紀近く続けてきた日米安保条約反対の政策をあっさり放棄してしまった。安倍前首相は就任した途端、靖国神社参拝の主張を曖昧にしてしまった。政治とはそういうものなのだ。


野党だった8年間、国民党はひたすら与党に反対のための反対を繰り返し、台湾政治を停滞させてきた。だが与党になったらそのような無責任な行動は許されない。与党になった以上は連戦前国民党主席のようにそう易々と北京詣でをするわけにもいかない。民進党と比べれば確かに対中接近政策を取るだろうが、かといって野党時代のような媚中政策は取れないはずだ。その一方で民進党は与党としての束縛から解放され(基本的に私は野党に転落してよかったなどというつもりはない。与党のほうが政策を実現しやすいからだ。)、今まで控えてきた台湾独立の主張を堂々と発言できるようになる。つまり、これからの台湾は民進党、国民党の双方が今まで以上に本土化する可能性だってある。


台湾の民意を見ればわかる。世論調査では90%以上が台湾のWHO加盟を支持し、70%以上が台湾名義での国連加盟を支持し、約70%が自分は台湾人であって中国人ではないと認識している。台湾人の民意は我々とさほどかけ離れてはいない。


ではなぜ台湾人の多くは現状維持を志向し、早期の台湾共和国建国を望まないのか。これについては台湾国内の与野党対立が激しくて意見がまとまらないとか、日米など諸外国の態度が冷淡だからとか、いろいろな要因があろうが、根本的には中国が1300発のミサイルを台湾に向けて恫喝していて慎重にならざるを得ないことと、当面は台湾国民の多くが中国との経済関係を重視していることが理由にある。要するに中華人民共和国の存在が最も大きな障害なのである。中国共産党暴虐独裁政権が続く限り、台湾共和国建国は困難だ。


だが中国は今大きな不安定の渦中にいる。2008年に入り、春節直前の半世紀ぶりの大雪による大混乱、毒ギョーザ事件、15年ぶりのインフレ、大気汚染に対する国際社会の懸念、チベット騒乱など、普通の国であれば1年のトップニュースになりそうな重大事件が続発している。


また、国民党が拠り所とする中国経済はすでに頭打ちの兆候を見せている。中国経済はあまりに加熱しすぎた株や不動産などがすでにピークに達し、いつ弾けてもおかしくない。人件費高騰により、今後は外資の積極的な導入は期待できず、今外資系企業はベトナムやインドへの投資に力を入れている。しかも米経済の失速は中国の経済成長の原動力であった輸出産業に打撃を与えることは確実であり、急速に進むドル安は人民元切り上げ圧力を猛烈に強めることになる。これらは保守系雑誌の希望的観測などではなく、東洋経済、エコノミスト、ダイヤモンドなどの経済雑誌が述べていることだ。数年前には考えられなかったことだが、今では経済雑誌でさえも中国経済の将来を楽観視する論調はほとんど見られない。7年前には中国経済をベタ褒めしていた大前研一氏も、2008年はアメリカと中国が世界経済の足を引っ張るようになると予測している。国民党政権に期待していた台湾の有権者には残念だが、もはや台湾は中国経済の恩恵を被る事は期待できない。


また、チベット暴動をきっかけに国際社会の中国に対する圧力は加速度的に強まり、すでに欧州のマスコミでは北京オリンピックボイコットが主流となっている。様々な不安定要素が頻出している中国では今後さらにウイグル人や貧困層や、さらにはバブル崩壊時に株で大損した民衆が暴動を起こし、それを中共軍が弾圧するという負の連鎖が続きそうだ。そうなるともはや国民党は親中政策をとることなど不可能だ。つい最近馬英九がちょっとした軽はずみで「北京オリンピックボイコットもあり得る」と発言したことは記憶に新しい。今後は民進党と国民党が対中批判を競い合い、互いに「中国に対して軟弱だ!」と攻撃しあうような展開だって考えられる。多くの人が抱いている国民党の親中政策に対する懸念などいとも簡単に吹っ飛ぶであろう。結論を言えば、今後中国自身が自滅に向うため、もはや台湾が対中接近を強めて統一の道を突き進むことは不可能だということだ。


もちろん政権を奪還した国民党の政策には当面の懸念もある。国民党が主張する両岸共同市場は、一部の経営者は潤うかもしれないが、台湾国内の大半の産業から競争力を奪い、台湾経済を弱体化させることは必至である。また、品質の悪い中国製品が大量に台湾に流入することへの懸念も高い。中国の学歴承認や証明書の承認も深刻だ。偽物が大量に出回っている中国の証明書が台湾に出回ったら台湾の社会秩序が崩壊してしまう。さらに、国民党は大陸資本が台湾の商業用地や住宅地へ投資することを開放すると主張している(謝長廷は大陸資本の商業用地への投資開放には賛成だが、住宅地への投資には反対)。この政策が実現すると、中国という国は利益や市場経済といったものを一切無視して政治的に行動を起こすであろう。要するに利益がでるかどうかなど考えずに台湾の不動産を買い漁ることは目に見えている。中国は人民の利益よりも政治的威信を重視する国だ。中国経済が危機に瀕していても、台湾の不動産を買い漁るであろう。


国民党のやることなすこと全てが間違いではないにしても、一部の政策は確実に台湾に害をもたらす。そのような政策に対しては断固として体を這ってでも反対しなければならない。


以上述べてきたように、台湾はもはや中国に吸収されることはあり得ない。我々は引き続き台湾の本土化、台湾の国連加盟へ向けて運動を起こせばよいのである。また、一先ず台湾総統選挙が終わったので、今後間近に控えている胡錦濤来日や北京オリンピックへ向けて、オリンピックボイコット運動などを通して中国共産党の暴政に対抗することも有効な手段であると思われる。

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